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人との交流を通じて、考えを深め、変化できるやりがいを持つことができる。



ー現在の業務内容を教えてください


2022年4月入社の酒井楓と申します。私は現在、主に飲食事業部として調理を、宿泊事業部として宿泊施設のお客さまのご案内などを行っております。


飲食事業部での具体的な業務内容は、DENIM HOSTEL floatのカフェ、ディナー営業のメニュー開発や調理、そしてお客さまへの提供です。全てを完全に1人で行うわけではありませんが、私がメインで動き、他メンバーにもサポートをいただく形で仕事をしています。



ーITONAMI入社以前はどのように働いていましたか


私は茨城出身で、東京の専門学校を卒業後、新卒で飲食系の会社に入社し日々調理をしていました。そこは東京、関東を軸に店舗を構える企業で、6年間勤める中、2店舗を経験しました。


2店舗ともかなりお客さまが多く、ハードな毎日でしたが、最終的には副料理長のポジションを任せていただき、調理スタッフのまとめ役としても活動していました。


実はその会社は、私の代から初めて、新卒での専門学生の採用をスタートしたんです。高校卒業後、茨城から上京する時に母と行った際に「素敵なお店だね」という話をしていたこともあり、専門からの新卒1期性になるというご縁も感じて、入社エントリーを決意した当時を覚えています。



ーそこからITONAMIとの出会いは


責任あるポジションに就かせていただき、前職での日々は充実していましたが、「そろそろ、、」という気持ちも芽生えはじめていたころ、2021年の夏に東京のイベントでITONAMIが出店していた際にその存在を知りました。


ITONAMIの製品でワンピースがあるのですが、それを気に入って購入したところ、後日、ITONAMI共同代表の山脇さんから連絡をいただき、私が着用している写真を撮っていただくことに。都内のお気に入りスポットをデニムワンピースとともにいくつか周りました。



その出来事があってから1ヶ月後くらいでしょうか。ITONAMIが初めて社員を募集するという投稿を目にしました。当時メンバーは代表兄弟と、草加さん(2020年5月入社)の3名。4人目として料理経験のある人を採用したいという旨の募集でした。


専門から前職の会社に入った時と同様に、私の中で何か運命のようなものを感じ、すぐにエントリーを決めました。昔から、そういったタイミングや縁をとても大事にしていて、今回のITONAMIとの出会いも他人事のようには思えなかったのです。



ー入社してからやりがいを持っていること、また入ってみて予想外だったことを教えてください


やりがいとして、まずは、組織全体の事業を丸ごと経験できることです。先ほど飲食事業での業務がメインと話しましたが、必ずしもずっと調理や提供をしているわけではなく、夕方からチェックインされる宿泊のお客さまのご案内や、日帰りのサウナ営業のお客さまのご案内も行っています。


もちろん会社の中心となるデニムブランドの運営として、SHOPで製品の販売をすることもありますし、そう考えると日々いろんな業務に携わっているんだなあということを実感します。


組織が大きくなるとどうしても分業が進み、自分自身の仕事が分担化されるので全体的なことが見えづらくなってきますが、今のITONAMIの規模であれば会社で起きているだいたいのことを把握できるので、そういったリアリテイはやりがいにつながると捉えています。



またもう一つ「人との距離が近い」という点も挙げられます。お客さんはもちろん、メンバー同士の距離の近さもそうですし、何より私にとっては、食の生産者さんとの距離の近さ。


実際入社してからもかなりの頻度で生産者さんのところへ連れて行っていただいているのですが、調理する食材が生まれている現場を目にし、生産者さんの想いを直に知れることは、働く上で大きなやりがいにつながっています。



たくさんの人との交流を通じて、自分自身も考えを深めたり、変化していけるのは、ITONAMIという会社に所属する上でかけがえのない価値だと思います。


予想外だったことは、お客さんがたくさんいることでしょうか。笑 もしかしたら普段のDENIM HOSTEL floatの発信から、メンバーたちは岡山の田舎でゆったり暮らしているようなイメージがあるかもしれませんが(入社前の頃の私も少なからずそう思っていました)、実際はかなり活気に溢れています。



もちろん、瀬戸内海国立公園内という抜群に景観が保全された地区の中にあり、おだやかな瀬戸内海がお部屋から一望できる、裏には王子ヶ岳という山がそびえ、木々の自然も近くに感じられる、といったロケーションは実際に魅力です。


空間として、落ち着いた場であることは間違いありませんが、その中には毎日たくさんの人の出入りがあり、働くメンバーもずっとハキハキと動いています。場に居合わせる人の熱量と、空間の落ち着いた雰囲気が合わさって、独特な価値を提供していると考えています。



ー入社してから大変だったことも聞かせていただけますか


基本的にはいつも人と一緒にいることになります。勤務中もみんなで力を合わせ役割を入れ替えながら複合的に働いていますし、仕事が終わっても、私の場合は住み込み(2022年11月当時)なので、生活もともにしています。


夜、自分の部屋に戻るまではずっとメンバーたちといる、これまでの人生でそこまでずっと誰かと共にしていたことがなかったので、慣れるまでが少し大変でした。


ただ数ヶ月すれば慣れましたし、仕事以外の生活の部分では、自分自身のバランスの取り方次第で1人の時間をつくることもできるので、経験を経れば問題はなくなると思います。



また、先ほどから色んな業務に携われて楽しいという話をしていますが、調理業務はある程度没頭する時間を要する仕事なので、それと他のことを並行して行うバランス感覚を身につけるのも最初は大変でした。


キッチンに籠りっぱなしなのではなく、お客さんともコミュニケーションを取れるというのは、前職では叶えられなかったことなので、今の働き方にもっとも魅力を感じている点の1つです。


ただそのためには、より柔軟な考え方が求められますし、私の場合は慣れるために少し時間が必要でした。



ー最後に、ITONAMIで新たに働くことになる人へのメッセージをお願いします


組織としてはまだまだ人数が少ないので(2022年11月時点で5名)、1人ひとりの存在が本当に大きいです。ゆえに私はこれしかやらないという人よりも、いろんなことに対して関心があり、意欲的な人の方が向いていると思います。


逆にいうと、入社時点での専門性はそこまで必要ないかもしれません。好奇心があること、チャレンジ精神があること、自分がやったことのないことをやることを楽しめるというマインドがとても重視されている社風です。


私自身、専門学生時代から、いろんなことにチャレンジするのが好きでした。一つ一つの出来事を縁、タイミングとして捉え、積極的に行動してきたと自覚しています。だからこそITONAMIの雰囲気に合っているのだと思います。


繰り返しになりますが、1人1人の存在が本当に大きい組織です。ぜひチャレンジ精神を持って、私たちに新しい風を吹かせてほしいです。





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