ー現在の業務内容を教えてください
2022年7月入社の能瀬大智と申します。現在ITONAMIでは主にアパレル事業部として、SHOP、ECでの製品販売の担当、また製品の企画や生産管理のサポート、各プロジェクトの進行サポートをおこなっております。
私たちは「服のたね」「fukuen」「FUKKOKU」など、服にまつわるさまざまな取り組みを行っており、それぞれに関わってくださる外部の仲間たちがおりますので、日頃からかなり多数の方々とやりとりするのも私の務めです。
その他、週のうち2日は宿泊事業や飲食事業など、部署を横断して仕事を担当しており、ITONAMIという組織での主な業務を総合的に担当しているとも言えます。
ーITONAMI入社以前はどのように働いていましたか
私は高知出身で高校までを過ごし、大学は愛媛、就職で東京に移りました。新卒の会社は金融機関で、完全に東京でキャリアを積んでいくイメージを持っていたのですが、会社の都合によりわずか1年で転勤となり、岡山県倉敷市に来ることになりました。
倉敷の支店では主に債権回収の業務を担当し、融資先の企業や店舗を回る日々でした。性格的にも人と繋がることが好きだったため、仕事やプライベートを通じてたくさんの知り合いができました。
そんな中、2021年の春頃に、初めてDENIM HOSTEL floatを訪れる機会がありました。以前から存在は知っていたものの、宿泊施設という認識だったのでなかなか伺うことがなかったのですが、その時は東京時代の友人を紹介する形で一緒に行ったんです。
そこでfloatの場所、集まる人、働く人たちの暖かさに心動かされました。特に当時の住み込みメンバーたちとはすぐに意気投合し、よく一緒に過ごすように。自分自身も大袈裟ではなくほぼ毎週末floatに遊びにいくようになりました。
夏が過ぎ秋になった頃、共同代表の島田さんからITONAMIのイベント出店の手伝いとして誘っていただき、一緒に長崎に行きました。その道中で色んなことを話し、自分はいつかここで働きたい、そんな風に告げたのを覚えています。
その後も何度かイベントサポートで声をかけていただくことがあり、気がつけば一緒に働かせていただくことに。正式には2022年7月から正社員として勤務しています。
ー入社してからやりがいを持っていること、また入ってみて予想外だったことを教えてください
私の場合は入社前からITONAMIのメンバーと過ごすことが多かったので、特に予想外だった点はありません。強いて言えば、入社半年弱(2022年11月時点)でこんなにも幅広い領域の業務まで任せていただいているとは想像していませんでした。
その点も含めて、メインはアパレル事業の担当ですが、それにとどまらずこの組織では色んなことを経験できるので楽しいですし、すべての仕事に対して徐々に専門的な知識を得られているのがとても嬉しいです。
何かに詳しくなることで、それまで仕事や生活の中で見えていなかったことが見え、より多くのことに気づける人間になるという感覚も好きです。
また、組織が少数精鋭のスタイルゆえに、一人ひとりの裁量もすごく大きいので、自主的に考え、試したことの結果が出るのもとても早い。達成感を得やすいですし、やればやるほど新たな仕事を生み出せるので、常にモチベーションを高く維持することができます。
ー最後に、ITONAMIで新たに働くことになる人へのメッセージをお願いします
私自身、新卒時代の大きい会社からITONAMIへ来ている身としては、組織の環境において、すべてが整備されている状態ではないということを理解しています。ですので、そんな環境を自分で整備するぞという意気込みのある方、覚悟とやる気を持って道をつくっていける方が向いているのではないかと思います。
スキルとして一番必要なのは、色んな物事を自分ごととして捉えることができるかどうかではないでしょうか。私たちは少人数の割にたくさんの事業をやっており、その分「一人一事業」のようなやりがいや楽しさを持っています。
ただそれを完全に分担するのではなく、みんながみんなを補うように日々の業務を進めておりますので、そういった同僚に幅広く気を遣える方、他人の業務を他人事ではなく、もしかしたら自分がそのポジションに入るかもしれないと思って動ける方がかなりの能力を発揮できると思います。
ロケーションとしてはおだやかな瀬戸内海をのぞむ自然豊かな場所ですが、働くメンバーはみなきびきびと、自分の周りのメンバー、そして仕事に対して誇りと真摯さを持っています。
みんな、来ていただくお客さんを楽しませたいという気持ちは同じですが、それぞれにできることを考え自主的に価値を発揮しているいまの雰囲気が私はとても好きですので、ぜひその中で一緒にお仕事ができると嬉しいです。
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